みなさん矯正治療楽しんでますか？
こんにちは。稲沢 下津宮西町の稲沢矯正歯科クリニック、院長の吉廻 守（よしざこ まもる）です。
今回は歯列矯正治療の種類について解説していきます。
目次
20代での歯列矯正治療方法
20代における歯列矯正治療は、患者の状態に合わせて様々な治療方法が選択できます。
以下に、20代で一般的に受けられる治療方法を紹介します。
①ワイヤー矯正
ワイヤー矯正は、歯の表面にブラケットと呼ばれる装置を取り付け、ブラケットを通したワイヤーを使用して歯の位置を調整する方法です。これは最も一般的な矯正方法であり、歯列矯正といえばワイヤー矯正が思い浮かぶことがあります。難易度の高い症例にも対応できる一方、取り外しできないため歯磨きが難しいことや目立つデメリットもあります。
②マウスピース矯正
マウスピース矯正は、透明なマウスピース型の矯正装置を着用する方法です。この方法は外したり装着したりが可能で、目立たないためにデートや面接などの特別な日にも利用できます。矯正治療の進行や歯の状態に応じてマウスピースを調整・交換する必要があり、頻度は個人により異なります。ただし、取り外し可能な性質から、装着し忘れると治療期間が長引くことがあるため、1日20時間以上の装着が推奨されます。
③部分矯正
部分矯正は、特定の部分（たとえば前歯など）だけを対象にした、限定的な矯正治療です。部分矯正には、ワイヤー、マウスピース、セラミックなどの装置が使用されます。治療期間が比較的短く、多くの場合、1年以内に完了できることもあります。
④セラミック矯正
セラミック矯正は、他の矯正方法と異なり、歯の位置を調整するのではなく、歯を削ってセラミックの被せ物を取り付ける方法です。この矯正法は歯や歯並びを美しく見せるための審美治療であり、治療期間が短く、痛みがほとんどありません。また、治療中の外見について心配する必要がないのが利点です。
ただし、健康な歯を削る必要があるため、虫歯や歯周病のリスクが増加するなどのデメリットも存在します。そのため、治療を検討する際にはこれらの要因を検討することが重要です。
まとめ
いかがでしたでしょうか？一口に矯正治療と言えど、方法は様々です。それぞれ治療法のメリット・デメリットを考慮し、最適な矯正治療を選びましょう。
次回のコラムでは歯列矯正を受ける歯科医院の選び方についてお話しします。歯列矯正をお考えの方は、ぜひご覧ください。
