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20代で歯列矯正治療を受けるメリット

2023年10月10日


みなさん矯正治療楽しんでますか?

こんにちは。稲沢 下津宮西町の稲沢矯正歯科クリニック、院長の吉廻 守(よしざこ まもる)です。

今回は20代で歯列矯正を受けるメリットについて解説していきます。
 

目次

はじめに


歯並びに不安を抱える方々が歯列矯正治療を検討する傾向が増加しています。しかし、20代の方々には、治療が難しいと感じたり、治療装置が目立ち過ぎて恥ずかしいと感じてしまい、治療を諦める方も多く見受けられます。確かに、成長期の子供とは異なり、20代になると歯列矯正治療には時間と費用のデメリットが存在します。

しかしながら、20代でも歯列矯正治療を受けることには多くのメリットがあることも事実です。この記事では、20代で歯列矯正治療を受ける際のメリット、治療方法、および費用について詳しく説明します。20代で歯並びにお悩みの方々は、ぜひこれを参考にしてみてください。
 

歯列矯正治療の適齢期について


歯列矯正治療は、多くの人々にとって子供の頃に行うものとされがちです。そのため、20代で歯列矯正治療を受けようと思っても、ためらうことがあります。しかし、年齢による制限は存在しません。20代、30代、40代など、大人でも歯列矯正治療は可能です。
 

20代での歯列矯正治療のメリット


20代からの歯列矯正治療は遅いと感じるかもしれませんが、実際には子供の治療と比べて独自のメリットがあります。どのようなメリットがあるのか見てみましょう。
 

計画の立てやすさ

子供の顎はまだ発育段階にあるため、歯列矯正治療と同時に成長していきます。子供の場合、成長に合わせた治療が必要であり、予定通りに治療を進めることが難しいことがあります。しかし、20代の場合、成長の影響を受けずに治療計画を立てやすいという利点があります。
 

見た目の改善

20代になると歯並びの悪さが見た目にも影響することから、多くの人がコンプレックスを感じます。20代で歯列矯正治療を受ける最大のメリットは、見た目のコンプレックスを解消できることです。


 

20代での歯列矯正治療にかかる費用


 

歯科矯正治療は、子供から大人(例えば20代)に至るまで、高額な費用がかかることが周知されています。この高額な費用の背後には、自由診療であるために健康保険が適用されないという理由があります。健康保険が適用されるには、疾患を治療する必要があるという要件が必要ですが、歯科矯正治療は主に審美的な改善を目的としているため、健康保険の対象外です。


歯列矯正治療には、主に以下の3つの段階で費用がかかります。まず、治療前に精密な検査が行われ、治療方法、所要期間、費用などが決定されます。この検査には、健康保険の適用外であるため、検査料金に注意が必要です。検査費用は歯科医院によって異なり、一般的には10,000円から50,000円程度です。

診断方法は歯科医院によって異なりますが、虫歯の検査、口腔内写真、レントゲン、CTスキャン、骨格の撮影など、歯やあごの状態を詳細に調べるための検査が行われます。これにより、最適な矯正方法や、抜歯や外科手術が必要かどうかが診断されます。また、カウンセリングには無料から5,000円程度の費用がかかることが一般的で、治療方法、期間、費用についての説明を受けたり、疑問点を質問したりする場となります。
 

歯列矯正治療には費用がかかります。治療費は、部分矯正か全体矯正かによって異なり、一般的には10万円から150万円程度です。治療装置の設置場所や素材によっても費用が変動します。

治療期間中は月に1回ほど歯列矯正装置の調整とメンテナンスのために歯科医院を訪れ、治療の進行状況を確認します。これにかかる費用は、歯科医院によっては治療費に含まれている場合もあるため、初めのカウンセリングで確認が必要です。
 

治療が終了した後も、歯が元の位置に戻らないように保定装置を着用する「保定期間」が必要です。この期間は通常1~2年程度で、保定装置の種類によって費用や使用期間が異なります。保定期間中は数か月に1度、歯科医院で経過を確認しなければなりません。保定装置費用と経過観察料は歯科医院によって異なるため、初めのカウンセリング時に確認を忘れないようにしましょう。
 

まとめ


 

今回のコラムでは20代で矯正治療を受けるメリットと、矯正治療にかかる費用についてお話ししました。次回のコラムでは、どのような矯正治療方法があるのかについてお話しします。矯正治療を受けるか迷われている方は、ぜひそちらもご覧ください。