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歯列矯正でほうれい線ができるって本当?

2024年3月10日

みなさん矯正治療楽しんでますか?

こんにちは。稲沢 下津宮西町の稲沢矯正歯科クリニック、院長の吉廻 守(よしざこ まもる)です。
今回は「歯列矯正とほうれい線の関係」についてお話ししていきます。

歯列矯正によってほうれい線が濃くなったり、薄くなったりするという話を聞いたことがあるかもしれません。
薄くなるのは好ましいけれど、濃くなるのはどうかな…と感じる方や、歯列矯正を検討中の方に向けて、今回は歯列矯正とほうれい線の関係について詳しく解説します。


目次

1. 歯列矯正でほうれい線ができたという人

結論からお伝えすると、歯列矯正によってほうれい線が変化することはないです。
ただし、歯や口の状態、そして治療方法によっては影響があるかもしれません。治療を始める前に、これらの要因を理解することが重要です。


1-1. 歯列矯正でほうれい線に影響がでるケース①出っ歯

前歯が前に出ている場合、鼻の下の皮膚が引き締まりずらい状態です。歯列矯正で歯を元の位置に戻すと、余った皮膚が伸びたように感じられます。これにより、頬と鼻の下の境界線であるほうれい線が目立つことがあります。


1-2. 歯列矯正でほうれい線に影響がでるケース①八重歯

八重歯があると、表情筋の適切な働きが妨げられ、皮膚の表面が緊張してしまい、ほうれい線が濃くなることがあります。また、不良な噛み合わせが顔全体の筋肉に悪影響を及ぼし、顔のハリが失われる可能性もあります。


1-3. 歯列矯正でほうれい線に影響がでるケース①抜歯

歯列矯正の際に抜歯することで、口元が内側に後退し、ほうれい線が目立つことがあります。ただし、抜歯をしたからと言って必ずしもほうれい線が濃くなるわけではありません。横顔の状態を事前に適切に分析し、治療を通じて適正な状態に調整することで、これを回避できるでしょう。


2. ほうれい線ができる原因

「ほうれい線」とは、鼻の両脇から口元にかけて広がるラインのことで、「シワ」というよりも「頬と鼻の境界線」のようなものです。この線が深くなると、老けた印象を与えてしまいます。若い頃は肌にハリや弾力があり、ほうれい線はあまり目立ちませんが、年齢とともに皮膚がたるむことで、ほうれい線がどんどん深くなります。


ほうれい線が深くなる原因は、口まわりの皮膚の状態の変化です。

具体的には3つの要素があります。


2-1. コラーゲンとエラスチンの劣化、減少

コラーゲンとエラスチンは肌の弾力を維持するために不可欠な成分です。これらが劣化・減少すると、真皮部分が緩み、肌表面にたるみが現れます。


2-2. 脂肪組織の構造の劣化

脂肪組織も肌のハリに密接な関係があります。体重の変動が構造的な変化を引き起こし、シワやたるみに影響を与えることがあります。


2-3. 表情筋の萎縮

表情筋は顔のさまざまな箇所を動かす筋肉で、皮膚の直下に位置し、顔全体を内部から支えています。表情筋が衰えることで顔の皮膚が下がり、ほうれい線が目立ちやすくなります。
しかし、歯列矯正は主に口腔内や歯並びに対する治療であり、皮膚の変化を引き起こすものではありません。
そのため、ほうれい線に大きな影響を与えることはありませんのでご安心ください。