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矯正治療中の口腔ケア

2022年9月19日

 

みなさん矯正治療楽しんでますか?

こんにちは。稲沢 下津宮西町の稲沢矯正歯科クリニック、院長の吉廻(よしざこ)です。

 

矯正治療と聞くと、「矯正治療中の歯のお手入れ」を連想される方も多いと思います。

 

ワイヤー矯正の期間中は矯正装置を外せないため、装置に対応した歯磨きが必要です。インビザラインはマウスピースを取り外せるため、いつもどおりの歯磨きでOKです。

 

今回は「矯正治療中の口腔ケア」についてご説明します。

 

ワイヤー矯正の治療中の口腔ケアが重要な理由

 

矯正装置に対応した歯磨きが必要です

 

ワイヤー矯正は治療が終わるまで原則として矯正装置を外せません。治療期間中は装置をつけたままで歯磨きをしていただきます。

 

矯正装置をつけたままの歯磨きはちょっとしたコツが必要です。いつもどおりのブラッシングをしてしまうと汚れや歯垢が十分に落とせず、むし歯や歯周病を発症するリスクが高くなります。

 

ワイヤー矯正中のブラッシングの仕方

 

ワイヤー矯正中は、以下の5つのポイントを守ってブラッシングしましょう。コツは「装置と歯のあいだに毛先を斜めに入れること」です。毛先を斜めに入れたり縦に挿し込むことで装置と歯のあいだの汚れや歯垢をかき出しやすくなります。

 

[ワイヤー矯正中のブラッシング“5つのポイント”]

 

①矯正装置と歯のあいだに歯ブラシの毛先を斜めに入れる

②3つの方向から磨く

③歯ブラシは小刻みに軽い力で動かす

④デンタルフロスや歯間ブラシ、ワンタフトブラシを上手に活用する

⑤鏡やスマホで確認しながらブラッシングする

 

矯正装置と歯のあいだに歯ブラシの毛先を斜めに入れる

 

ブラケットやワイヤーなど、矯正装置に対して歯ブラシの毛先を斜め45度の角度で入れて磨きましょう。斜めにすることで装置と歯のあいだに毛先が入りやすくなり、汚れをかき出しやすくなります。

 

3つの方向から磨く

 

歯・矯正装置の正面に対して「斜め上(ブラケットの上半分)」「斜め下(ブラケットの下半分)」「正面(ブラケットの上下にある歯の部分)」の3つの方向から磨きましょう。

 

歯ブラシは小刻みに軽い力で動かす

 

歯ブラシは小刻みに動かしましょう。ゴシゴシ磨きだと歯ブラシの毛先が装置と歯のあいだにうまく入らず、汚れや歯垢をきちんと落とせません。

 

デンタルフロスや歯間ブラシ、ワンタフトブラシを上手に活用する

 

ワイヤーと歯のあいだ、ブラケット装置の周りなど、歯ブラシの毛先が入りにくい箇所はデンタルフロスや歯間ブラシ、ワンタフトブラシ(タフトブラシ=毛先がペン先のように尖っている小さな歯ブラシ)を使って汚れや歯垢を落とすようにしましょう。

 

鏡やスマホで確認しながらブラッシングする

 

鏡やスマホで確認しながらブラッシングすると自分がどこを磨いているのかを把握しやすくなり、磨き残しが出にくくなります。

 

[特に磨きにくい箇所のブラッシング方法]

 

・ブラケット装置の周辺

 

ブラケット装置の周辺は装置のフチがでこぼこしており、ふつうの歯ブラシでは細かい部分まで磨きにくいです。ブラケット装置の周辺を磨くときはワンタフトブラシの毛先を装置と歯のあいだに挿し込み、汚れをかき出すようにしましょう。

 

・ワイヤーと歯のあいだ

 

ワイヤーと歯のあいだは磨き残しが出やすいポイントです。ワンタフトブラシや歯間ブラシをワイヤーと歯のあいだに挿し込み、ブラシを上下左右に動かして汚れや歯垢をかき出すようにしましょう。

 

・歯と歯のあいだ

 

歯と歯のあいだはデンタルフロスや歯間ブラシを使って清掃しましょう。

 

・歯周ポケット

 

歯周ポケットを磨くときは歯と歯ぐきの境目に対して斜め45度の角度で歯ブラシの毛先を当て、歯周ポケットの中に毛先を滑り込ませながら歯ブラシを小刻みに動かして歯周ポケット内部の汚れをかき出すようにしましょう。

 

ワイヤー矯正中の口腔ケアの注意点

 

ワイヤー矯正中の口腔ケアを行う際には、以下の点に注意しましょう。

 

[ワイヤー矯正中の口腔ケアの注意点]

 

①歯磨き粉は使わない 使う場合は仕上げで少しだけ

②装置を一生懸命磨かない 大事なのは装置と歯のあいだの汚れを落とすこと

 

歯磨き粉は使わない 使う場合は仕上げで少しだけ

 

歯磨き粉を使うとお口の中が白く泡立ち、どこを磨いているのか確認しづらくなります。矯正中の歯磨きでは歯磨き粉は使わずにブラッシングしましょう。すっきりしたい人はブラッシングで汚れや歯垢を落としたあと、仕上げで少しだけ歯磨き粉を使って全体を軽くブラッシングしてください。

 

装置を一生懸命磨かない 大事なのは装置と歯のあいだの汚れを落とすこと

 

矯正装置を一生懸命ゴシゴシと磨いても意味がありません。矯正装置についた汚れはふだんの歯磨きをしていればある程度落とせます。

 

大事なのは装置と歯のあいだに挟まった汚れや歯垢を落とすことです。装置ばかりを磨いていないか、「歯を磨いたつもり」になっていないか、確認してみてください。

 

インビザライン矯正中の口腔ケア

 

インビザラインはいつもどおりの歯磨きでOK

 

インビザラインはマウスピースを取り外して歯を磨けます。矯正治療中はいつもどおりの歯磨きでOKです。ブラッシングのときは、歯と歯のあいだおよび歯周ポケット内部の汚れや歯垢も忘れずに落とすようにしましょう。

 

インビザラインの矯正中に注意したいこと

 

歯磨きはいつもどおりでOKなインビザラインですが、インビザラインにはマウスピース矯正ならではの注意点があります。

 

[インビザライン矯正中の口腔ケアの注意点]

 

毎日のマウスピースのお手入れはしっかりと

 

インビザラインの矯正中は毎日、マウスピースを取り外してしっかり洗いましょう。

 

洗い方はマウスピースに水を流しながら指でやさしくこすり洗いするだけでかまいません。汚れが多い場合はやわらかい毛先の歯ブラシでマウスピースを軽くこすってください。マウスピース専用の洗浄剤を使うとさらに汚れが落ちやすくなります。

 

【理想の歯並びを得るために】

 

面倒くさい、ややこしい、と嫌われがちなワイヤー矯正のブラッシングですが、こんな風にも考えることができます。

 

ワイヤー矯正中のブラッシング=理想の歯並びを得るための「ステップ」

 

ワイヤー矯正中の毎日のブラッシングは、1回1回がすべて、理想の歯並びを得るためのステップです。毎日、1つ1つのブラッシングを丁寧に行うことで、歯と歯ぐきの健康が守られ、理想の歯並びのゴールに近づきます。矯正治療は「毎日の積み重ね」が大切です。

 

稲沢矯正歯科では、歯科衛生士によるブラッシング指導を行っています(矯正装置に対応したブラッシング方法をお教えします)。矯正中の口腔ケアや矯正についてのお悩み・ご質問があれば、いつでもお気軽にご相談ください。