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稲沢矯正歯科クリニックBLOGBlog

矯正治療の流れ②精密検査

2019年2月20日

みなさん矯正治療楽しんでますか?

 

こんにちは。稲沢 下津宮西町の稲沢矯正歯科クリニック院長の吉廻(よしざこ)です。

 

 

前回、矯正歯科治療の流れ①矯正相談のお話をさせていただきました。

 

今回は、次のステップ②精密検査の説明になります。

 

お忘れの方もいらっしゃると思いますので流れを再度書いておきます。

 

①矯正相談

  ↓

②精密検査

(お口の中・お顔の写真、レントゲン撮影、歯の型取り)

  ↓

③診断

(検査の結果・治療方針、期間、料金の説明)

  ↓

④矯正治療

  ↓

⑤保定

(治療後、新しく並べた歯の位置で固定し、体になじませる期間)

 

 

矯正歯科治療を受ける際、まずは様々な検査を行います。ただし、検査内容は医院によって実施する項目が異なるのが現状です。

検査を行い治療方針を立てることは、家を建てるときに設計図を書くのと同様に最も重要な土台です。矯正治療においてもきちんとした設計図がかけていない矯正歯科治療では良い結果が得られません。

以下に矯正歯科医が行う検査を紹介します。これらの検査が行われるかどうか、是非ご確認ください。

 

 

・口腔内写真

お口の中の状態をカメラで撮影します。

正面・左側・右側・上の歯列面・下の歯列面の計5枚を撮影し、それに加えて上顎前突(出っ歯)であれば前歯の状態などを撮影します。

 

 

 

・顔面写真

お顔の写真をカメラで撮影します。

正面の通常の顔・スマイル・側貌(横顔)を撮影します。

 

 

・印象採得(歯の型取り)

上下の歯列の型取りです。

通常は印象材という型取り用の粘土のようなものを使用します。型取りは気持ち悪いので大人の方でも苦手な方が多いと思います。

当院では印象材での印象採得は一切行わず、口腔内スキャナーという機械で歯型をスキャン(読み込み)するためお子さんでも快適です。

 

 

 

・レントゲン撮影

①パノラマレントゲン撮影(お口の中のレントゲン)

 

 

歯の状態・歯槽骨(歯を支える骨)の状態・虫歯・親知らずの有無などを調べます。

 

②セファロレントゲン撮影(顔全体のレントゲン)

 

 

 

上下のあごの位置・歯の傾き・口元の状態・顎関節の状態などを調べます。

 

③顎関節レントゲン撮影

 

 

顎関節の状態・動きなどを詳しく調べます。

 

その他に、

・歯根や歯槽骨、顎の関節に異常が認められる場合には3次元的なCT撮影

・かみ合わせと顎関節にずれが認められる場合には更に詳しい顎機能検査として咬合器検査(あごの正常な位置のシュミレーション)、顎運動記録装置(あごの動きの異常を調べる)、筋電図など

 

以上の検査を追加して調べます。

 

 

当院では、大学病院と同様の精密な検査を行い、正確な診断を行います。

 

 

これは、矯正治療は精密検査・診断で治療の7〜8割は決まってしまうと言われるほど重要だからです。

 

 

精密検査の時間は1時間〜1時間半程度になります。

 

 

精密検査で得られた資料を分析・精査を行い、治療方針・方法を立案し、③診断の日に検査結果の説明になります。

 

次回は③診断のお話になります。

 

 

 

当院では、矯正相談を行っておりますのでお気軽にご相談ください。

 

 

 

稲沢・一宮で歯並び・かみ合わせのご相談は稲沢矯正歯科クリニックへ

 

 

愛知県稲沢市下津宮西町75-1

 

日本矯正歯科学会認定医 歯学博士

 

吉廻守(よしざこまもる)