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稲沢矯正歯科クリニックBLOGBlog

治療例 下顎前突:受け口(小児矯正)

2018年11月26日

みなさん矯正治療を楽しんでますか?

 

稲沢矯正歯科クリニックの院長 吉廻 守(よしざこ まもる)です。

 

 

今回は、子どもの矯正治療の治療例をお見せしていきたいと思います。

 

 

主訴    上の歯と下の歯が反対になっている

 

年齢    7歳 

 

性別    女性

 

治療装置  上あごの成長を促進する装置

     (上顎前方牽引装置)

 

抜歯部位  非抜歯 

 

治療期間  2年 2ヶ月

 

 

 

上下の前歯の関係は反対咬合になっており、かみ合わせも深いため上の前歯が見えない状態になっていました。

 

 

 

上あごの前後の位置関係が後方位であったため、上あごを前方に牽引(引っ張る)することで上あごの前方への成長を促進し、反対になっている前歯を改善することとしました。

 

 

さらに、受け口の患者さんは上あごが小さいため側方に拡大し、永久歯が生えるスペースをつくりました。

 

 

 

 

全ての歯が永久歯に生え変わった後に、全体的に歯を綺麗に並べ、上下の歯を緊密に噛ませる2期治療を行いました。

 

 

      

                             

 

 

 

〈治療費概算〉

検査診断料     ¥50,000+tax

1期治療      ¥400,000+tax

処置料       ¥4,000+tax

 

 

 

 

このような受け口の状態のお子さまは、できるのであれば矯正治療の開始は早ほうがいいと言われています。

 

 

 

 

この理由として、

 

上あごの成長は上の図の神経型に近い成長をすると言われており、8歳から10歳で80-90%近く成長が完了してしまいます。

 

しかし、この時期に前歯のかみ合わせが反対だと上あごの正常な前方への成長が下あごにより妨げられてしまうため早めに反対咬合を改善し、正常な成長を促す必要があるためです。

 

 

 

子どもの時期に早めに改善できれば受け口は高い確率で治すことができます。

 

 

 

 

もしこのような歯並び・かみ合わせで悩んでおられるようならまずは一度、矯正歯科に相談されてはいかがでしょうか。

 

 

 

 

 

当院では、矯正相談を行っておりますのでお気軽にご相談ください。

 

 

 

稲沢・一宮で歯並び・かみ合わせのご相談は稲沢矯正歯科クリニックへ

 

 

愛知県稲沢市下津宮西町75-1

 

日本矯正歯科学会認定医 歯学博士

 

吉廻守(よしざこまもる)