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稲沢矯正歯科クリニックBLOGBlog

治療例 開咬:前歯がかんでいない状態(小児矯正)

2018年11月27日

みなさん矯正治療を楽しんでますか?

 

稲沢矯正歯科クリニックの院長 吉廻 守(よしざこ まもる)です。

 

 

今回は、子どもの矯正治療の治療例をお見せしていきたいと思います。

 

 

主訴    上下の前歯がかんでいない

 

年齢    9歳 

 

性別    男性

 

治療装置  ヘッドギア、セクショナルアーチ、タングクリブ、口腔筋機能療法

 

抜歯部位  非抜歯 

 

治療期間  2年 

 

 

 

上下の前歯が前方に突出しており隙間が認められ、噛んでない状態を呈していました。

 

原因は、上下のあごが開いていること、舌が飲み込む時やしゃべる時に上下の歯を押す癖(舌突出癖)でした。

 

 

よって、

①舌が前歯に当たらないように装置でガードする

②上の前歯は隙間が大きいので装置で隙間を閉じる

③上下の骨格が閉じるようにする

④舌が飲み込む時に出ないように訓練する

 

以上のような治療をしました。

 

 

 

 

 

今後、全ての歯が永久歯に生え変わった後に、少し残っている隙間を閉じ、全体的に歯を綺麗に並べ、上下の歯を緊密に噛ませる2期治療を行う予定となっています。

 

 

      

 

 

                            

 

 

〈治療費概算〉

検査診断料     ¥50,000+tax

1期治療      ¥400,000+tax

処置料       ¥4,000+tax

 

 

 

 

前歯が噛んでない不正咬合を開咬といい、歯科矯正治療の中でも治すのが難しいと言われています。

 

 

 

大人になってからの治療では、抜歯になることのほうが多いです。(非抜歯でも治療は可能であるが後戻りなどの治療後の長期的な安定性を考えると抜歯の可能性が高くなる)

 

 

 

小さい頃から上下のあごの成長方向のコントロールや口腔筋機能療法で舌の動きをコントロールすることで非抜歯で治せる可能性は高くなります。

 

 

 

 

 

 

もしこのような歯並び・かみ合わせで悩んでおられるようならまずは一度、矯正歯科に相談されてはいかがでしょうか。

 

 

 

 

 

当院では、矯正相談を行っておりますのでお気軽にご相談ください。

 

 

 

稲沢・一宮で歯並び・かみ合わせのご相談は稲沢矯正歯科クリニックへ

 

 

愛知県稲沢市下津宮西町75-1

 

日本矯正歯科学会認定医 歯学博士

 

吉廻守(よしざこまもる)