こんにちは。稲沢 下津宮西町の稲沢矯正歯科クリニック、
院長の吉廻 守(よしざこ まもる)です。
スマートフォンは、今や私たちの生活に欠かせないものになっています。
動画を見たり、ゲームをしたり、SNSをチェックしたりと、気がつくと長時間スマホを見ていることもあるのではないでしょうか。
実は、スマホを長時間使用するときの「姿勢」や「口の状態」が、歯並びや噛み合わせに影響する可能性があります。
特に成長期のお子さんは、顎や歯並びが発達している時期だからこそ、日頃の姿勢や呼吸の習慣にも注意が必要です。
今回は、スマホの使用と歯並びの関係、そして日常生活でできる対策について解説します。
目次
スマホの見過ぎだけで歯並びが悪くなるの?
まず知っておきたいのは、スマホを見ることだけが直接的に歯並びを悪くするわけではないということです。
歯並びには、遺伝的な要素や顎の大きさ、歯の大きさなどさまざまな要因が関係しています。
一方で、長時間スマホを見るときに起こりやすい「前かがみの姿勢」「口呼吸」「舌の位置」「食いしばり」などの習慣が、歯並びや噛み合わせに影響する可能性があります。
つまり、気をつけたいのはスマホそのものというより、スマホを使っているときの姿勢やお口の使い方なのです。
スマホを見る姿勢が歯並びに影響することも
スマホを見るとき、画面をのぞき込むように首を前に傾け、背中を丸めてしまうことがあります。
このような姿勢を長時間続けると、首や肩だけでなく、顎やお口周りの筋肉にも負担がかかることがあります。
特にお子さんの場合は、成長の途中にあるため、日頃の姿勢やお口周りの習慣にも気を配ることが大切です。
「スマホを見るとき、いつも下を向いている」「猫背になっている」という場合は、一度スマホの持ち方や見る姿勢を見直してみましょう。
スマホを見ながら口が開いていませんか?
スマホに集中していると、無意識に口がポカンと開いていることがあります。
口が開いた状態が習慣になると、鼻ではなく口で呼吸する「口呼吸」につながることがあります。
本来、リラックスしているときは、唇は自然に閉じ、舌は上あご側に位置するのが基本です。
しかし、口呼吸が習慣になると舌の位置が下がり、舌や唇、頬などのお口周りの筋肉のバランスが変化することがあります。
こうした習慣は、特に成長期のお子さんの歯並びや顎の発達を考えるうえでも、注意したいポイントです。
「テレビやスマホを見ているときに口が開いている」「寝ているときに口が開いている」という場合は、一度お口の状態を確認してみましょう。
スマホに集中して食いしばっていませんか?
スマホゲームなどに集中しているとき、知らないうちに歯を食いしばっていることがあります。
また、仕事や勉強、ゲームなどで緊張やストレスが続くと、日中の食いしばりや夜間の歯ぎしりにつながることもあります。
食いしばりや歯ぎしりが長期間続くと、歯がすり減ったり、歯や顎に負担がかかったりする可能性があります。
「ゲームをしているときに歯に力が入っている」「朝起きると顎が疲れている」「歯がすり減っている」といった場合は、食いしばりや歯ぎしりがないか確認してみるとよいでしょう。
スマホによる歯並びへの影響を防ぐためにできること
スマホを完全にやめる必要はありません。
大切なのは、スマホを使用するときの姿勢や、お口の習慣を意識することです。
目線を上げてスマホを見る
スマホを胸やお腹の位置まで下げて見ると、自然と首が前に傾きます。
スマホをできるだけ目の高さに近づけ、背中を丸めない姿勢を意識しましょう。
長時間続けて使用しない
同じ姿勢を長時間続けないことも大切です。
一定時間ごとにスマホから目を離し、首や肩を動かしたり、立ち上がったりして体勢を変えましょう。
口を閉じて鼻呼吸を意識する
スマホを見ているときに口が開いていないか確認してみましょう。
唇を自然に閉じ、鼻で呼吸することを意識するだけでも、お口の習慣を見直すきっかけになります。
舌の位置を意識する
リラックスしているとき、舌は上あご側に軽くついているのが基本です。
普段から舌が下がっている、舌が前に出る癖があるという方は、お口周りの筋肉の使い方を確認してみるとよいでしょう。
お子さんのスマホ姿勢をチェックする
お子さんの場合は、本人が姿勢の悪さや口呼吸に気づいていないこともあります。
「スマホを見るときに猫背になっていないか」「口がポカンと開いていないか」「長時間同じ姿勢になっていないか」を、保護者の方が時々確認してあげることも大切です。
歯並びが気になる場合は、生活習慣も一緒に見直しましょう
歯並びは、遺伝や顎・歯の大きさだけで決まるものではありません。
姿勢、呼吸、舌の位置、唇の使い方、食べ方など、日頃の習慣もお口の発達に関係することがあります。
特に成長期のお子さんは、歯並びだけを見るのではなく、「なぜこのような歯並びになっているのか」という原因を考えることも大切です。
スマホを使う時間が長いからといって、必ず歯並びが悪くなるわけではありません。
しかし、スマホをきっかけに猫背や口呼吸、食いしばりなどの習慣がないか、一度チェックしてみるのはよいでしょう。
「子どもの歯並びが気になる」「口がいつも開いている」「舌の位置が気になる」など、お口について気になることがあれば、早めに歯科医院へご相談ください。
愛知県稲沢市の稲沢矯正歯科クリニックでは矯正相談を24時間WEB受付中です。お気軽にお問い合わせください。
成長期だからこそできることもあります。まずは現在のお口の状態を確認し、お子さんに合ったケアや必要な治療について一緒に考えていきましょう。







