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【毎日清潔に!】矯正マウスピースの正しいお手入れ方法|清潔に保つ5つのコツ

2025年7月30日

「矯正中だけど、マウスピースのニオイが気になる…」
「白く濁ってきたけど、これって大丈夫?」

そんなお悩みはありませんか?

マウスピース矯正(インビザラインやインビザラインGoなど)は、透明で目立たず、取り外しができるのが魅力です。でも、毎日使うものだからこそ、きちんとしたお手入れがとても大切なんです。
今回は、矯正マウスピースを清潔に保つケア方法についてご紹介します。

目次

なぜケアが必要なの?


マウスピースは、基本的に1日20時間以上お口の中に入れて使用します。
そのため、唾液や食べかす、歯垢(プラーク)などが付着しやすく、放っておくと…
 

□雑菌が繁殖して口臭の原因に
□白く濁ったり、黄ばみが出て見た目が悪くなる
□マウスピースに汚れが残ってむし歯や歯周病のリスクが高まる
 

こういったトラブルを防ぐためにも、毎日のケアがとても重要です。

基本のお手入れ方法


では、どんなケアをすればよいのでしょうか?
まずは、毎日できる基本的な方法を見ていきましょう。
 

1. 朝と夜に水洗い+やさしくブラッシング


マウスピースは、朝起きたときと夜寝る前の1日2回、水でしっかり洗いましょう。
 

➀ぬるま湯または水で軽くすすぎます
②柔らかめの歯ブラシで、やさしくこすって汚れを落とします

※このとき、歯磨き粉は使わないでください!
歯磨き粉に含まれる研磨剤で、マウスピースが傷ついてしまいます。

市販の「マウスピース用ブラシ」を使ってもOKです。


2. 食事のときは必ず外す


マウスピースを装着したまま食事をすると、装置の中に食べ物が入り込み、汚れや細菌の温床になります。
また、噛む力でマウスピースが破損する恐れもあるので、必ず外してください。
食後は、歯を磨いてからマウスピースを戻すのが基本です。
外出先で歯みがきが難しい場合は、うがいだけでもして、食べかすをなるべく取り除きましょう。


3. 専用の洗浄剤を使うのもおすすめ


毎日のブラッシングに加え、週に数回はマウスピース専用の洗浄剤を使うのもおすすめです。
 

➀コップにぬるま湯を入れる
②洗浄剤を溶かす
③5〜15分ほどマウスピースを浸け置きする
④その後、しっかり水ですすぐ
 

洗浄剤を使うことで、目に見えない菌やニオイの元まで除去することができ、清潔感がグッとアップします。
市販の「インビザライン用洗浄剤」や「マウスピース洗浄タブレット」が便利です。

やってはいけないNGケア


マウスピースの寿命を縮めるNG行動にも注意しましょう。


□歯磨き粉でこする(傷の原因に)
□熱湯で洗う(変形の原因に)
□アルコール消毒液を使う(素材が劣化)
□つけっぱなしで飲み物を飲む(糖分が残ってむし歯の原因に)

何気ない習慣が、矯正効果やお口の健康に悪影響を与えることもあります。

保管方法にも気をつけて
 

マウスピースを外している間は、必ず専用のケースに入れて保管しましょう。
ティッシュにくるんでおくと、うっかり捨ててしまうことが本当によくあります。また、乾燥やホコリから守るためにも、ケースに入れて涼しい場所で保管してください。

まとめ:きれいな歯並びと清潔なお口のために


矯正マウスピースは、毎日使うからこそ正しいケアが大切です。
「ちょっと面倒だな」と感じるかもしれませんが、ほんの数分のお手入れが、矯正効果を最大限に引き出し、むし歯やトラブルからあなたの歯を守ってくれます。
当院では、マウスピース矯正の開始時や定期チェックの際に、ケア方法のご説明やご質問にも丁寧に対応しています。
ご不明な点があれば、いつでもお気軽にご相談くださいね。