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稲沢矯正歯科クリニックBLOGBlog

ホワイトニング歯磨き粉って効果ある?

2024年12月30日


さまざまな種類の歯磨き粉が存在しますが、その中には歯を白くする効果を謳った「ホワイトニング歯磨き粉」があります。多くの方が、歯が白い方が良いと感じているため、「この歯磨き粉を使えば白くなるのなら試してみたい」と思う方も多いでしょう。
では、実際にこのような歯磨き粉はどの程度歯を白くする効果があるのでしょうか?
今回は、その効果についての解説と、使用時の注意点をお話しします。


目次

ホワイトニング歯磨き粉で歯はどのくらい白くなる?

市販のホワイトニング効果を謳った歯磨き粉がありますが、実際に歯そのものが白くなるのでしょうか。実際には、歯の色が白くなるのではなく、歯の表面に付着した着色汚れを分解する成分や研磨剤によって、元の白さが引き出されるというのが正確な表現です。
これは、歯科医院以外のホワイトニングサロンで行われるホワイトニングにも当てはまります。つまり、元々の歯が黄色がかっている場合、それ以上の白さを得ることは難しく、限界があると考えるべきです。
しかし、歯科医院でのホワイトニングは医薬品を使用するため、歯そのものを漂白し、元の白さを超える白さを実現することが可能です。


ホワイトニング歯磨き粉の注意点

市販の「歯を白くする効果」を謳った歯磨き粉には、しばしば大量の研磨剤が含まれています。これらの研磨剤は一般的な歯磨き粉にも見られますが、特にホワイトニングを目的とした製品にはその含有量が多い傾向があります。
歯が白くなるという表現は、歯そのものが白くなることを想起させますが、実際には研磨剤によって着色が擦り落とされる力が強いというのが実情です。問題となるのは、これらの研磨剤が歯を傷める可能性があることです。こうした歯磨き粉を日常的に使用すると、歯の表面に微細な傷が生じ、その傷に新たな着色が付着しやすくなる恐れがあります。
一部の製品には、研磨剤ではなく着色成分を分解する成分が含まれているものもあります。これらは歯を傷めるリスクが低いですが、効果を実感しにくいことが多いようです。
 


まとめ

このように、市販のホワイトニング歯磨き粉は、歯にダメージを与える可能性や効果を感じにくい可能性が高いため、使用には注意が必要です。
もし歯に負担をかけず、確実な効果を求めるのであれば、歯科医院でのホワイトニングを検討することをお勧めいたします。