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【驚きの事実】太りやすい原因は噛み合わせ?歯とダイエットの意外な関係

2025年7月20日

こんにちは。稲沢 下津宮西町の稲沢矯正歯科クリニック、院長の吉廻 守(よしざこ まもる)です。

「食事に気をつけているのに、なかなか痩せない…」
「運動もしているのに、体重が減らない…」
そんなふうに感じていませんか?
その原因、もしかしたら「歯の健康状態」にあるかもしれません。
「ダイエットと歯って、関係あるの?」と思われる方も多いと思いますが、実は、お口の中の環境が体の代謝や食習慣に大きな影響を与えているのです。
今回は、歯とダイエットの関係についてお話しします。

目次


よく噛めないと、太りやすくなる?


まず注目したいのは、「噛む力」。
虫歯や歯周病、歯の欠損(抜けたままにしている)などがあると、自然と「噛みにくい」状態になります。
するとどうなるでしょう?


□柔らかいものばかり選ぶ
□早食いになる
□よく噛まずに飲み込んでしまう


こういった状態が続くと、満腹感が得にくくなり、食べ過ぎの原因になります。また、よく噛むことで分泌される「満腹中枢を刺激するホルモン」が少なくなり、太りやすい体質に傾いてしまうのです。


噛むことで得られるダイエット効果


実は「噛む」という行為は、想像以上に大切です。


●よく噛むメリット●


□満腹感が得られやすくなる
□消化が助けられ、腸内環境が整う
□顎周りの筋肉が刺激されてフェイスラインがすっきりする
□脳の活性化にもつながる


つまり、歯が健康でしっかり噛める人ほど、自然と太りにくい生活習慣が身についているのです。


歯周病と肥満の関係


さらに近年の研究では、「歯周病」と「肥満」には深い関係があることもわかってきました。
歯周病が進行すると、歯ぐきから「炎症性物質」が全身に放出されます。この物質が脂肪細胞の働きを乱し、脂肪が燃焼しにくくなるとも言われています。
また、歯周病によって体に慢性的な炎症が起こると、代謝が低下しやすくなるとも指摘されています。


歯を失ったままにしていませんか?


歯を失った状態を放置すると、かみ合わせが悪くなり、咀嚼(噛むこと)のバランスが崩れます。これにより噛む力が弱くなり、食事の楽しみも減って「偏った食生活」になってしまいがちです。
特に奥歯がない状態で放置していると、前歯に負担がかかりやすくなり、歯全体のバランスが崩れてしまいます。これは見た目の変化だけでなく、噛む力の低下や顎関節への悪影響にもつながります。


歯並びやかみ合わせが原因のことも


噛み合わせが悪いと、そもそも「しっかり噛めない」という問題が起こります。



●こんな症状ありませんか?●


□前歯しか使えていない
​□一部の歯にしか力がかからない
​□噛み合わせが浅い・深すぎる

こうした状態では、満足に咀嚼できず、早食いや食べすぎの習慣がついてしまいます。
このようなケースでは、歯列矯正によってかみ合わせを整えることが、間接的なダイエット効果につながることもあるんですよ。


まとめ:ダイエットを成功させるには「お口の健康」から


「歯科医院は痛くなったときだけ行くところ」と思われがちですが、
実は、生活習慣や健康全体を支える“入口”でもあります。
「なかなか痩せない」と感じている方は、一度お口の状態をチェックしてみてはいかがでしょうか?
当院では、口腔内の健康状態の改善、噛み合わせや歯並びのチェック、矯正のご相談に対応しています。


健康的に、無理なく痩せるために。
まずは、歯の健康から見直してみましょう。
気になることがあれば、どうぞお気軽にご相談くださいね。