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歯並びに悪影響!? 無意識のクセ「態癖(たいへき)」とは?

2025年3月12日

  
 

皆さんは「態癖(たいへき)」という言葉を聞いたことがありますか?

これは、日常生活の中で無意識にやってしまうクセのこと。
 

その中でも、歯並びや噛み合わせに影響を与えるものを「態癖」といい、大きく3つに分けられます。
 

「そんなに大げさなこと?」と思うかもしれませんが、実はこのクセが原因で歯並びが悪くなったり、
顎や体の不調につながることもあるんです。
 

それでは、どんなクセが歯に影響を与えるのか、詳しく見ていきましょう!

目次

口の周りのクセ

日常的にしているクセの中には、歯に負担をかけてしまうものがあります。

例えば…
 

・舌のクセ(舌を前歯に押し付けるなど)
 

・唇のクセ(唇を噛んだり、巻き込む)
 

・口呼吸 ・片側だけで噛むクセ(偏咀嚼)
 

・歯ぎしりや食いしばり(ブラキシズム)
 

これらのクセが引き起こす影響は?

・前歯が前に押し出されて「出っ歯」や「開咬」になる
 

・片方だけ噛むことで左右の筋肉のバランスが崩れ、顔がゆがむ
 

・長時間歯を食いしばることで、歯や顎に負担がかかり、頭痛や肩こりの原因になることも
 

顔や顎にかかる外からの圧力


 

普段の何気ない姿勢が、歯並びに影響を与えることがあります。
 

例えば…
 

・うつ伏せ寝・横向き寝 頬杖をつく
 

・体育座りなど、体がゆがむ座り方をする
 

これらの影響は?


 

顎の骨に圧力がかかり、歯並びが崩れる 頬杖のせいで顔の筋肉が片側だけ発達し、
左右非対称に 姿勢が悪いことで全身のバランスが崩れ、噛み合わせにも影響します。
 

体のゆがみが引き起こす影響


 

長時間の姿勢や、日常のちょっとした動作が歯並びに影響することもあります。
 

例えば…
 

・片側の肩だけにバッグをかける
 

・スマホを同じ向きで見るクセ
 

・長時間のデスクワークや読書で同じ姿勢を続ける
 

・スポーツなどで体の片側に負担がかかる

これらのクセが引き起こす影響は?


 

・肩や首の筋肉がこわばり、顔の筋肉にも影響が出る
 

・顔が左右非対称になり、噛み合わせのズレを引き起こす
 

もしかして、あなたもやっている?


 

「自分には関係ないかな?」
と思った方、ちょっと鏡を見てみてください。
 

・顔の左右が微妙に違う? ・片方だけ歯がすり減ってる?
 

・顎が疲れやすい?
 

もし当てはまるものがあれば、知らず知らずのうちに「態癖」を持っている可能性があります。
 

態癖を改善して、美しい歯並びと健康を守ろう!
 

態癖は意識することで改善できます。

まずは気づくことが大事!    
 

 普段の姿勢やクセを意識して以下の正しい習慣を身につけましょう。


 

正しい習慣を身につける!

・頬杖をつかない
 

・できるだけ口を閉じて鼻呼吸を意識する
 

・片側だけで噛まない バランスよく座る、立つ

 歯科医院で相談してみるのも


 

 気になるクセがある場合は、歯科医院で相談してみるのもおすすめです。
マウスピースを使ったり、専門的なアドバイスを受けることで、よりスムーズに改善できます。


 

まとめ


 

無意識のクセ「態癖」が、歯並びや噛み合わせに影響を与えることがあります。
 

・口の周りのクセ(舌のクセ、食いしばりなど)

・姿勢のクセ(頬杖、うつ伏せ寝など) 

・体のゆがみ(片側だけの負担など)
 

これらが積み重なることで、歯並びの乱れや顎の不調、さらには肩こりや頭痛まで引き起こすことも!
「そういえばやってるかも…」と思ったら、まずは意識してみることが大切です。
 

歯並びだけでなく、全身の健康にもつながる「態癖」の改善。 毎日のちょっとした意識で、
キレイな歯並びと健康な体を目指してみませんか?