みなさん矯正治療楽しんでますか?
こんにちは。稲沢 下津宮西町の稲沢矯正歯科クリニック、院長の吉廻 守(よしざこ まもる)です。
今日は「歯ブラシがすぐに広がってしまう理由」についてお話ししていきます。
毎日使う歯ブラシがすぐに広がってしまい、困っていませんか。歯ブラシの広がりは買い替えの手間やコストが増えるだけでなく、口内のトラブルも招く可能性があります。この記事では、歯ブラシが広がる原因や口内トラブル、正しい歯磨き方法について紹介します。
目次
1. 歯ブラシがすぐ広がる原因
1-1. 力の入れすぎ
1-2. 間違った持ち方をしている
間違った持ち方も力を入れやすくし、歯ブラシの広がりを招きます。手をグーにして歯ブラシを握ると、力加減が難しくなり過剰な圧力をかけてしまいます。
1-3. ブラッシングの向きが違う
誤ったブラッシングは歯ブラシをすぐ広げます。歯磨き時には歯を縦に磨き、歯茎には軽く横方向のマッサージを行うのが良いでしょう。大きなストロークで磨くと歯ブラシの根元を引っ張り、早い広がりを招きます。小刻みな動きで広がりを抑えることができます。
2. 間違ったブラッシングのリスク
2-1. 歯茎が傷つく
誤ったブラッシングは歯や歯茎にダメージを与えます。こうしたダメージは、過剰な圧力や広がった歯ブラシを使い続けることが要因となります。
* 歯肉退縮:歯肉が痩せ、歯が長く見える状態。虫歯や歯周病リスクが高まります。
* 擦過傷:歯磨きの誤りや硬い歯ブラシによる口内の傷。歯肉退縮の原因にもなります。
2-2. 歯磨き粉の影響
強いブラッシングや過剰な歯磨き粉の使用も口内の傷つけを引き起こすことがあります。研磨剤が含まれている歯磨き粉は歯や歯肉にダメージを与える可能性があります。
3. 正しい歯磨き方法
3-1. 正しい持ち方
適切な持ち方は歯ブラシの広がりを抑えます。ペングリップと呼ばれる鉛筆を持つような方法が推奨されており、力の入れすぎを抑えます。磨く力は100~200g程度が適切です。
3-2. 小刻みな動き
大きな動きよりも小刻みな動きでプラークを除去し、歯ブラシの広がりを抑えます。丁寧な磨き残しのない状態を心がけましょう。
3-3. 交換時期の意識
毛先の広がりに関係なく、1カ月ごとの歯ブラシ交換が推奨されます。毛先の劣化や口内の衛生面から重要です。
4. おすすめの歯ブラシ
歯磨き方法に合った歯ブラシを選ぶことが重要です。広がりに悩む方には、毛の柔らかさがありコンパクトなヘッドのものがおすすめです。また、毛の硬さやヘッドのサイズ、形状などにも注意しましょう。
5. まとめ
歯ブラシが広がる原因は力の入れすぎや正しい磨き方ができていないことにあります。間違ったブラッシングは口内のトラブルを引き起こす恐れがあります。定期的な歯医者の受診や正しいブラッシング方法を学ぶことが大切です。